心理学の仕事

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犯罪心理学とは

犯罪心理学は、犯罪を犯した人の心理について研究し、それを犯罪防止や事件の解決などにつなげていく心理学のことです。
比較的新しい心理学になりますが、似たような研究は昔から行われていました。

例えば、同じような犯罪を犯したそれぞれの犯人に、同じ心理テストをさせたところ、類似した回答が返ってくるということがあります。
これは、犯罪者の心理傾向がある程度パターン化されていると見ることもできますので、それを今後の犯罪防止や事件の操作などに活かせます。

犯罪心理学は、異常犯罪にも適用できますし、少年の非行にも活用できます。
例えば、非行に走った人がある奇怪な行動をとったとき、その理由について考えます。
その理由を考えて、非行少年の心理状態を読み取る、ということができるのです。

犯罪心理学を学ぶには、心理学を学べるところで勉強するのが一般的ですが、日本の大学には「心理学部」という学部はないので、文学部などの心理学科で学ぶケースが多いかと思われます。
その中でも、犯罪心理学のみに特化したコースというのは少ないので、その中のある授業で犯罪心理学に触れる感じになります。

そのほか、法学部で刑事政策という授業の中で、犯罪心理学に触れていることもあるようです。
しかし本格的に犯罪心理学を学びたいときには、まず心理学の基礎を学んで、その上で自発的に研究する、ということになります。
犯罪心理学という分野が学問として独立していないので、学校でそれに特化して学ぶ、ということは難しいでしょう。

そのため、「犯罪心理学を学んで何かの職業に就く」ということも難しく、例えば刑事などの職業に就いたとして、業務を遂行する上で犯罪心理学が必要になったときに、その分野の勉強をする、というパターンが一般的なのではないかと思われます。
「犯罪心理学を学んだから刑事になってこの分野の仕事がしたい」という進路は厳しいようです。

犯罪心理学では、犯罪者に心理テストをさせたところ、一般人とはまったく違った回答が返ってくるそうで、こうした内容が専門的に学んでいる方でなくても興味深いものがあり、インターネットなどでその例をいろいろと見ることができます。
少し見てみるだけでも、割りと興味深い話題がありますので、心理学に興味をお持ちの方は、犯罪心理学についても少し触れてみるとよいかもしれません。
幅広い心理学を学ぶことで、仕事として心理学を活かす際にも役立つことがたくさんあると思います。