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臨床心理士の資格更新制度とは?

臨床心理士の資格は、定期的に更新手続きを行う必要があります。

そもそも臨床心理士は非常に専門性の高い資格であり、医療にも通じる分野ですので、時代とともに最新の情報というのは変わっていきます。
常に自己学習を続け、新しい情報を更新していくということが望ましいですが、そういった機会に恵まれなかった場合、その人の持っている知識が古いままになってしまうということも考えられます。
そうなると、カウンセリングなどを受けてきている人に適切な対応を行えないということも考えられますので、協会では5年毎に所定の手続きを踏み、資格の更新を行うことが義務付けられています。

具体的な更新方法は、協会が用意しているさまざまな講習の中から、必ず受けなければならない講習を含めていくつか受講するというもの。
それぞれの研修にポイントが設定してあり、合計15ポイント以上になるように研修を受講します。

必須の分野が2つあり、それぞれいくつかの研修に分かれていますので、ご自身で選んだものを受講することができます。
必須でない分野もそれぞれ数種類の研修があるので、自分に必要になると思われるものを受講してください。
これらの研修は、ただ座学を受けるというものだけではなく、ワークショップに参加したり、発表を行うなど、自分から何かを発したり、体験するというものもたくさんありますので、意欲的に取り組む必要があります。

ワークショップへの参加、研究の発表、小論文の作成など研修のタイプはたくさんありますが、中には書籍の出版というものもあります。
平均すると研修のポイントが3~4ポイントであるのに対し、書籍の出版は10ポイント加算されますので、それだけ重要な活動であるということが伺いしれますね。

このように、更新においてさまざまな活動をしなければならないという面で、手間に感じることもあるかもしれませんが、それだけ臨床心理士という資格は常に情報の更新が必要であるということがいえます。
また自分でこうした活動を独自に行うということが難しい中、協会が主催してその機会を与えてくれているということは、とても良心的であるということがいえると思います。

こうした活動をもとに、継続して自発的に学習や活動を行っていこうという自己啓発にも繋がりますので、臨床心理士の資格をより活かしていくための手助けをしてくれます。
社会人をしながら臨床心理士としての活動をする方は、更新時にある程度の時間を捻出する必要がありますので、それらを考慮して資格取得を検討されるとよいでしょう。